傷跡・他院修正

傷跡・他院修正

形成外科の縫合

形成外科では何層にも傷を縫い上げるのですが、その一つのテクニックに真皮縫合があります。
イラストに示すように、表皮のすぐ下の組織である真皮を縫合することで後々傷が目立たなくなります。形成外科では施術の随所にこの“真皮縫合”を行っています。

外科(他院)による縫合跡

止血目的の応急処置のためラフに縫ってありました。頭部から見ると縫った箇所に段差が生じています。

外科の縫合写真 外科の縫合写真

美容形成外科(当院)で再縫合した跡

皮膚の内側から傷の正面まで幾層にも糸で縫い上げる“真皮縫合”を行っています。 細かく縫い上げるほど術後の経過が良くなり、傷跡が目立たなくなります。右の写真は施術後2ヶ月です。

形成外科の縫合 形成外科の縫合
縫合イラスト1 縫合イラスト2 縫合イラスト3 縫合イラスト4

方法

形成外科専門医の手技を最大限に生かし、Z形成術やW形成術などを行い、細かく2~3層に縫いなおします。更に皮膚表面は透明の糸で2~3mm間隔で縫いますので、傷跡は目立ちません。抜糸は5~7日目で行います。

【 Z形成術 】

Z形成術1 Z形成術2 Z形成術3 Z形成術4

z形成術

傷のせいで、拘縮(ひきつれ)が生じた場合、A点とB点の距離が短くなり、動きに制限が生じます。そのような場合はZ形成術を行い引きつれを取り除きます。
Z形成術は傷跡修正の他にも、「目頭切開」や「陥没乳頭の治療」など様々な治療に役立ちます。

【 連続Z形成術 】

連続Z形成術

手首のz形成

(例)帝王切開の後の傷跡がひきつれたり、痛みを伴っている場合や、手首にできた傷跡がひきつれを起こし、手首の運動に制限をきたしたような場合にもZ形成術は有効です。

【 W形成術 】

顔の傷跡

ほほなど顔の「曲面」に傷跡がある場合、皮膚のシワに直角に交わるような傷跡がある場合などに有効な治療です。傷跡の一部をしわに沿った傷跡に変換することで、傷跡は目立たなくなります。

  • 黄色人種の場合、ある一定期間(3~6ヶ月)ですが、傷が赤くなることがあります。傷跡修正を行った場合は、肌色のテープをはって、傷に緊張が加わらないようにすると、より一層傷跡が目立たなくなります。
  • よく皮膚表面を縫わずにボンドを使う方法もありますが、かえって傷が目立つこともありますので、当院では一切使用いたしません。
w形成術施術前 w形成術デザイン 施術後7ヵ月

BEFORE

W形成術(デザイン)

AFTER :施術後7ヵ月

症例写真

■症例1:  左の目尻の傷跡

右頬の傷跡施術前 右頬の傷跡施術後

BEFORE

AFTER :施術後1年

■症例2: ほほの傷跡の症例

施術前通常の状態 口をすぼめた状態 施術後

施術前の通常の状態

「う~」と口をすぼめた状態

正面

w形成デザイン w形成デザイン w形成デザイン

W形成術のアコーディオン効果(様々な表情をしたときに伸び縮みする)

傷跡切除 仮縫い

傷跡切除

仮縫い

口をすぼめた状態1 口をすぼめた状態2 口をすぼめた状態3
w形成術施術前 w形成術施術後7ヵ月

BEFORE

AFTER :施術後7ヵ月

■症例3: 特殊な症例(50年前の外傷の傷跡)

施術前正面 施術前横顔

BEFORE

目の周囲の傷跡修正

目の周囲の傷跡修正は難しく、その再建は非常に高度なテクニックを要します。
写真はその1例です。

事故による下まぶたの変形に対する再建術を行いました。まだ色素沈着を認めますが、大きな変形はほぼ改善されています。

施術前 施術後

BEFORE

AFTER :施術後5ヶ月

施術前 施術後

BEFORE

AFTER :施術後5ヶ月

価格

部位 価格
¥86,400/cm~
その他の部位 ¥54,000/cm~
※ただし傷が1cm未満の場合は、1cmの長さとして計算させて頂きます